会長挨拶

皆様方には益々ご健勝のことと拝察いたし、お慶び申し上げます。
第59回日本母性衛生学会総会・学術講演会を担当いたします新潟大学医歯学総合病院の高桑好一と申します。歴史と伝統のある日本母性衛生学会の学術講演会を担当させていただくことを、大変光栄なことと存じております。
会員の皆様方並びに一般の皆様方に一言ご挨拶申し上げます。
第59回日本母性衛生学会総会・学術講演会の会期は平成30年10月19日(金)、20日(土)の二日間で、会場は新潟市の信濃川河口にあります朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンターを予定いたしております。日本母性衛生学会は産婦人科医師、助産師、看護師を始めとした多職種により運営されている公益社団法人であり、定款に「すべての女性の健康を守り、母性を健全に発達させ、母性機能を円滑に遂行させるために母性衛生に関する研究、知識の普及、関連事業の発展を図ること」を謳っております。第1回の学術講演会は昭和34年に開催され、60年近い歴史を有しますが、新潟市での開催は昭和50年(1975年)に第16回の学術講演会が開催されて以来43年ぶりの開催となります。
今回の学術集会のテーマは「朱鷺の国から 〜母性衛生のさらなる飛翔へ〜」とさせていただきました。”Nipponia nippon”の学名を持つ朱鷺は一時絶滅の危機にありましたが、新潟県の佐渡島において関係される方々の大変な努力により繁殖に成功し、優雅に飛翔する姿が見られるようになりました。現在わが国の医療環境は、各種医療統計から明らかなように、世界に誇れる充実したものとなっており、母性医療の領域においても同様のことがいえる状況です。一方で年間の出生数が100万人を下回り、少子高齢化が現実のものとなりつつあり、母性医療を取り巻く環境も今後大きく変化していくものと思われます。今回の学術講演会では、母性医療の現状と課題を見据え、さらに将来の発展の可能性などをテーマとしたシンポジウムなどの企画も考慮しております。併せて、参加される皆様方にとって有意義な学術的成果の発表の場、意見交換の場などを提供したいと考えております。
新潟と言いますと、おいしいお米とお酒、そして近海でとれるおいしい魚などが有名ですが、特に10月は実り豊かな季節で、訪れる皆様方の味覚を堪能させる季節でもあります。また新潟市の近郊には日本有数のパワースポットとされる弥彦山・弥彦神社を始め多くの観光名所があります。皆様方にはこの機会に是非、新潟にお越しいただき、母性医学・医療についての充実した学びの時間とともに、新潟の良さを堪能していただければと思います。担当スタッフ一同、心からお待ちいたしております。