プログラム・日程表

プログラム
日程表
シンポジウム1
「過去から近未来の胃がん検診 ─効率的でもっと精度の高い検診への取り組み─」
(公募・一部指定)
  司会:入口 陽介(東京都がん検診センター)
     加藤 勝章(宮城県対がん協会がん検診センター)
 現在,胃がん検診の現場は急速に変化している。①対象となる40歳以上のH.pylori 感染率は,80%以上と高率であった時代から急速に低率に移行していること,②H.pylori 除菌者が急増していること,③H.pylori 感染状態を画像で診断することが可能となってきたこと,④除菌後胃癌,未感染胃癌の特徴が明らかになってきたこと,さらに⑤胃内視鏡検診にも有効性が認められ導入した自治体や導入を検討している自治体がみられることなどが挙げられる。これらの時代の流れのなかで,対策型胃がん検診は,さらなる受診率向上が得られ,安全で効率的,もっと精度の高い検診が求められている。各施設,自治体からその取り組みについて,利点と欠点を明確にしてご発表頂き,今後の胃がん検診のあり方について議論したい。日本の高い診断力が,がん検診に十分活かされているのだろうか? また,医療政策の視点からの発表も歓迎する。
シンポジウム2
「精密検査法として大腸CTを全大腸内視鏡と同等に扱うことは可能か」(公募・一部指定)
  司会:松田 一夫(福井県健康管理協会・県民健康センター)
     馬嶋健一郎(亀田総合病院健康管理科)
 平成28年度に当学会の委員会報告として「精密検査の手法として大腸CT検査の位置づけおよび必要条件と課題」が公表された。それには,提言として,「精密検査を全大腸内視鏡検査で行うことが困難な場合は,大腸CT検査あるいは,S状結腸内視鏡検査と注腸X線検査の併用法のいずれかを実施する。」とある。つまり,精密検査を全大腸内視鏡検査で行うことが困難な場合という条件付きで,大腸CT検査の実施を推奨している。
 しかしながら,その後の大腸CT症例の蓄積,大腸内視鏡検査のキャパシティの問題などを考えると,大腸CT検査を全大腸内視鏡検査と同等の精密検査法として扱うかどうかについて議論することが必要であると思われる。
 本シンポジウムでは,大腸CT検査の精度のみならず,偶発症・被ばく量・処理能力・前処置や受容性・腸管外病変を読影するか否かなどの観点からの発表も大いに歓迎する。
ワークショップ
「ここが変だよ 検診マニュアル ─現場の意見より─」(公募・一部指定)
  司会:岡庭 信司(飯田市立病院 消化器内科)
     富山 宏美(新潟県労働衛生医学協会 新津成人病検診センター)
 2014年に腹部超音波検診判定マニュアルが作成されて3 年が経過したが,最近では超音波関連の学会のテーマにも取り上げられるようになり,徐々に浸透してきている状況にある。一方で,超音波画像所見やカテゴリーさらには,判定区分に対する現場からの疑問や要望も多数寄せられるようになっている。
今回は,対象臓器におけるカテゴリー0 の扱い,超音波画像所見そのものに対する疑問,カテゴリー分類に沿って判定した結果偽陰性となった症例や疑陽性となり不要な検査を施行することになった症例といった症例報告などに加え,判定マニュアルを導入している施設からの実施基準や運用に関わる要望や改善点,導入を検討している施設からの疑問や要望など幅広くご発表頂き,腹部超音波検診の均質化と精度向上に向けた判定マニュアルの更なる改訂に繋げていきたいと考えている。
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