会長挨拶

 この度、第65回日本栄養改善学会学術総会を、2018年9月3日(月)〜5日(水)の3日間、新潟市の朱鷺メッセにおいて開催させていただくこととなりました。関東・甲信越支部の学会員で組織された実行委員会が中心となり、現在、開催の準備を鋭意進めております。
 現代、栄養に関連する健康課題は、社会環境の変化を背景として、低出生体重から生活習慣病、高齢者の低栄養等、多様に出現しています。また、日本でも地域や社会経済的な違いにより、食や健康に格差が生じています。一方で、食物の生産にかかる資源の問題、多様になる食物の形態や流通・販売方法の変化の中で、人類の食の在り方が問われています。歴史的に変化し続けるこれらの課題を解決し、将来の新たなニーズを発掘し答え、全ての人々、そして将来の人々の生命と健康を食から保障するために、様々な分野間の融合による、栄養学の新たな展開が必要だと考えます。
 そこで、今回の学術総会では、「栄養学の新たな展開への異分野融合」をメインテーマとしました。ここでは、3つの異分野融合、すなわち「栄養学内の各分野」、「栄養学と周辺領域の学問」、「実践と学術」の融合により、栄養学の新たな展開を考える機会にしたいと考えています。学術総会では、大学や研究所の研究者とともに、多様な領域の実践者が一同に会し、栄養学に関する最新の知見を共有するとともに、次の栄養学の研究や実践の推進のための新たな視点や視野、役割を考える機会になるようなプログラムを企画しております。
 徳島大会から引き継ぎ、次の富山大会につなぐことができるよう、支部の会員が一同となり、全力で学会運営にあたりますので、ぜひ新潟での学会にご参加いただけますよう、心よりお願いいたします。

第65回日本栄養改善学会学術総会
学術総会会長 村山 伸子
(新潟県立大学 人間生活学部 健康栄養学科)

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